未来研究 Futures Research

 
日本未来研究センター研究員による研究活動を紹介します。
 
 1.未来の公共貨幣システム (Public Money System) を考え、
   持続可能な社会を創造するマクロ経済モデルの研究開発。
   目下、会計システムダイナミックスの手法を用いて、
   日銀の資金循環統計をベースに政府のSNA国民経済計算を統合した
   日本の大規模マクロ経済モデルを開発中(世界初)。完成すれば、
   政府債務危機を克服し、日本経済を復活させるための新しい
   シミュレーション分析とそれにもとづく政策提言が可能となる。
   同時に企業の長期経営戦略のためのマクロ経済ベースとして、
   その実践的応用が可能となる(目下、初期段階の開発を完了)。
   
   研究員:山口 薫
                  山口 陽恵

 2.会計システムダイナミックスを用いた企業経営分析システムの開発、
   国内普及セミナー用の比較経営分析教材ソフト開発
 
    研究員:出口 恒 
        嘉藤 靖男
        酒井 清美
   
 3.未来ビジョン・シナリオ分析のキャリア活用法

    研究員:水田 和生

 4.中・高校生のためのシステム思考・システムダイナミックス学習コンテンツの開発

   研究員: 末武 透



JFRC ワーキングペーパーシリーズ

・ Peer-to-Peer Public Money System (JFRC No. 02-2016)      (Final Version as of Mar. 14, 2017) (New !)
      -- Focusing on Payments -- 
      (Joint paper to be presented at the 2nd Asia-Pacific Region System Dynamics Conference of 
        the System Dynamics Society at the National University of Singapore, Feb. 19-22, 2017)


・ Head and Tail of Money Creation and its System Design Failures (JFRC No. 01-2016)
        -- Toward the Alternative System Design --
      (Presented version at the 34th International Conf. of the System Dynamics, July18, 2016, at Delft, The Netherlands)

・ 会計システムダイナミックスでひもとく財務4表統合システムの構造 (JFRC No. 01-2014)
    ー 会計を万人が生かせる知識にー
    研究員:山口 薫、出口 恒、嘉藤 靖男、酒井 清美、山口 陽恵


研究論文紹介

 1.研究員の樽本祐助さんが、この度農研機構から「システムダイナ ミックスを用いたさとうきび産業のモデル化 
   ―北大東島に於ける適用」という研究論文を発表しました。
   この分野では国内最初の画期的なSD応用論文で、論文主旨は以下のとおりです。
  「島ごとに1つある製糖工場にサトウキビは運ばれます。サトウキビの生産量と糖度は、農家と製糖工場の両方に影響します。
   Vensimを用いて、こうしたサトウキビの搬入をモデル化し、Timestepを一日として、複数年をシミュレーションしました。」
   論文の詳細は、著者に直接メールコン タクトでお願いします。

 2.山口薫理事長が、第32回国際システムダイナミックス学会(2014年7月20ー24日、オランダのデルフトにて開催)に於いて
   以下の研究論文を発表しました。
           "From Debt Money to Public Money System -- Modeling A Transition Process Simplified"
   同論文は、現行の債務貨幣システムから公共貨幣システムへの移行を、シミュレーションモデルを用いて分析したものです。
   この分析によって、政府の債務が完済できるという公共貨幣システムへの移行が、スムースに行われるという経済理論的基礎が
   確立されました。

   3.山口薫理事長と研究員の山口陽恵さんが、第33回国際システムダイナミックス学会(2015年7月20日、
   米国マサチューセッツ州ケンブリッジで開催)に於いて以下の共同論文を発表しました。
    "ASD Macroeconomic Model of Japan on the Flow of Funds and National Accounts -- Report on its Early Stage Development"
        同共同論文は、会計システムダイナミックスの手法を用いて、日銀の資金循環統計や政府のSNA国民経済計算・特別会計・人口統計等のデータを統合した
   日本の大規模マクロ経済モデル(変数・定数合計1431個)開発の初期段階について研究報告したものです。

研究書紹介

 1.研究員の切東美子さんが、システムダイナミックスを用いて、医師の需給システムの構造分析に挑戦し、
   医師不足の原因を探求する画期的な著書を出版されました。
   私たちの知るかぎりでは、この医療界分野では日本で最初のSDを用いた本格的研究書です。
   「なぜ医師不足が起こったのか?ー医師における人的資源管理論」
    切東美子(よしこ)著、産経新聞生活情報センター編集、2015年4月4日発行、1,300円+税

 2.山口薫理事長が、システムダイナミックスを用いて、消費増税なしでも政府債務をゼロにできるという画期的な貨幣とマクロ経済学に
   関する著書を出版されました。日本で最初に会計システムダイナミックスを応用したマクロ経済学の一般書です。
     「公共貨幣 PUBLIC MONEY ー政府債務をゼロにする現代版シカゴプラン」
      山口 薫 著、東洋経済新報社、2015年9月24日発行、3,800円+税



地 球未来白書 2015−16年度版 日本語翻訳

  2015年10月に、研究員の水田和生さんと末武透さんが、地球未来白書の Executive Summary の翻訳を完了し、ミレニアム・プロジェクトのWebからダウンロードできるようになりました。地球未来白書の翻訳も,目下日本未来研究センターで進行中です。




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